Clash Radish
今回のインターンシップに参加させていただく前に、初めてNukeを使用して制作した作品を紹介したいと思います。
この作品はグループで制作し、私はコンポジットを担当しました。
それでは、ブレイクダウンをご覧ください。
ブレイクダウン
作品の制作過程を画像を使用してご説明します。
撮影した映像のディストーションを補正して、Nukeでカメラトラッキングしました。撮影した映像をそのままトラッキングしてもうまくいかないので、mocha Proを使用してフロントガラスの部分の動画マスクを作成しました。
3ds maxとV-Rayを使用して、OpenEXRをマルチパスでレンダリングし、Nukeで各要素を合成しました。
ノーマルマップを使用してリライティングしました。リライティングにはSamplepointのチャンネルやPositionToPointsノードなども使用してリライティングしました。
VelocityのチャンネルとVectorBlurノードを使用してモーションブラーを再現しました。
mocha Proでダッシュボードの部分の動画マスクを作成しました。
背景の画像をグラフなどを使用して色かぶりのないニュートラルな状態にしました。ニュートラルな状態にした画像をリファレンスショットにして、他の画像も色を合わせました。
画像中央にあるオレンジ色の看板の彩度が高く目立つので、HSVToolノードでマスクを作成しました。
HSVToolノードで作成したマスクを使って看板の彩度を落としました。
手の色もHSVToolノードとRotoノードでマスクを作成して修正しました。マスクが不鮮明ですが、カラーコレクションに使用するマスクなので問題ありません。
最後に、ここまで御閲覧頂きありがとうございました。
この作品を制作した学生は、現在就職活動中です。
ご興味持たれた会社様又は話をお聞きになりたい
ご担当者様が、いらっしゃいましたら下記まで、メールを
頂ければ幸いです。
大阪情報コンピュータ専門学校
谷本 成周 宛
メールアドレス:
tanimoto(AT)oic.ac.jp
(AT)のところは(@)に変えてご送信下さい。